突然の高血圧の応急処置について

♠横になる

一番簡単な即効性がある方法としてはベッドに横になることです。

現在、生活改善の効果で昼の活動期は125mmHgという安定した血圧をキープできています。しかし、一旦頭に血が登ってしまうとあっという間に150mmHg程度まで上がってしまいます。現在休薬中のため降圧剤の助けがなく、跳ね上がりやすくなっているのです。そんなときでも寝転がると血圧は20mmHg近くスーッと下がっていきます。効果は抜群です。

血圧は生物の一番大切な器官である脳へ血液を送り続けることを最優先にして調整されています。寝転がると心臓と脳の高さが同じになるため、無理に血圧を上げなくても脳に血液を送り込むことができるのです。このために横になると自然に血圧が下がるのです。

そして、横になることは最もリラックスできる姿勢でもあります。興奮した精神を落ち着かせ、自律神経の興奮スイッチをOFFにするように促すことができるのです。

しかしながら、念のためですが、スマホいじったりゲームしたりしたらダメですよ。

♣腹式呼吸で深呼吸

仕事などで集中しているとどうしても交感神経が活発化して血圧を上げてしまいます。

この場合腹式呼吸で深呼吸をすることで、気分だけでなく全身の筋肉もリラックスさせることができます。このため数分間深呼吸を続けていると血圧は徐々に下がっていきます。

個人差によって、この方法はとてもよく効くときとほとんど効かないときがあります。効かない場合はおそらく血圧を上げている原因は交感神経以外にあると考えて、さらに別の原因を探っていきます。大抵が足の冷えや暖房の入れ忘れなのに。

♣足を暖める

これは寒い時期にとても効果的です。寒さは血管を収縮させて血圧を上げる作用がありますので、体は温めていても足だけ寒い場合はやはり血圧が上昇してしまいます。

東洋医学には「頭寒足熱」という言葉がありますが、人は足を温めると心身ともに落ち着くと言われています。この方法も心と身体の両方にも効くのです。

これは単に靴下を履くというだけではなく、さらに毛布などで積極的に暖めるという方法で、足が芯まで温まると血圧は顕著に下がります。

たとえば、机から離れられないときは湯たんぽを入れた封筒型寝袋に腰まで入っています。これは効きます。足が温まるとすぐに血圧が下がりだします。

高血圧患者に進められている入浴は「ぬるめのお湯に半身浴」という方法ですが、この足を温める方法も言うなれば「服を着たままの半身浴」です。

しかし、注意が必要です。汗をかいた靴下は乾く際に足から熱を奪ってしまいます。つまりそれが足を冷やし、高血圧の原因にもなるのです。このため靴下はこまめに取り替えるようにしましょう。
私も1日に何回も靴下を取り替えるため、洗濯物は靴下だらけです。それに担うだけの効果があるということです。